成型(量産)+切削(精密)のハイブリッド加工
相手物とのはめ合い公差や100分台の寸法公差を必要とする精密部品は、加工時間が長くなる事で製造リードタイムが長期化する傾向があります。樹脂は成型化する事で大量生産、製造リードタイムの短縮、コスト削減が可能ですが、切削では加工できる形状も、射出成型では再現できない場合もあります。この様なお悩みを射出成型による量産化と、当社の精密切削技術による仕上げ加工にて解決しました。
導入の背景
精密部品を量産化したい
病院等で使用する検査装置は頻繁に購入するものではありませんが、検査に使用する消耗部品は大量且つ継続的に必要となります。装置の市場シェア獲得に伴い、消耗部品の大量生産とコスト低減が課題となっているというご相談を頂きました。部品形状を大幅に設計変更することは難しく、現行品の精度を維持したまま量産化するという課題に対する提案を行いました。
ソリューション詳細
成型+切削加工にて高精度部品のリードタイム短縮・コスト低減を実現
完成品に近い状態(ニアネット)に成型化する事で切削加工時間を圧縮し、はめ合い公差・幾何公差など高い精度を必要とする部分のみ当社の得意とする精密切削加工にて仕上げる事で、部品スペックを下げる事なく製造リードタイムの短縮・コスト改善を実現出来る提案をさせて頂き、お客様に大変ご満足頂き採用頂きました。
実績
プライム市場上場
半導体製造装置メーカー様