T.M.
Denolian
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T.M.

2017年入社 理工学研究科卒
第一事業部 熊本工場長

大学院修了後、古河電気工業株式会社に入社し、情報通信事業部の生産技術部に配属。メタル通信ケーブル(平衡型、同軸型)の生産技術を担当。2005年に古河電気工業退社後は、京セラに移り、約12年間切削工具の生産技術を担当。直近では2020年2月から中国の江西省カンシュウにある子会社の製造部門のマネージャーを担当。

T.M.

1. フジデノロに入社した理由について教えてください

当社HPの中で社長のお示しになっている経営理念に感銘を受け、入社を決めた次第です。これは、私自身の座右の銘である、旧庄内藩の藩主である上杉鷹山公の言葉に通じるものがあったからです。人間には無限の可能性があり、それを実現するかはその人の考え方や行動次第であると考えています。自身では常に可能性を信じてこれからも人生を歩んでいきたいと考えています。

2. 「この仕事をやっていてよかった」と思う瞬間はどんなときですか。その理由もお答えください

自身で考え、行動した結果でいろいろな方から「ありがとう」と言っていただける瞬間です。過去の経験ですが、生産技術を担当していた時には慢性不良を改善したことがありました。今まで原因不明な事象を一つ一つ確認し、仮説を立てて対策のテストし、慢性不良が改善でき、量産仕様でも再現され、製品が出荷された際には大きな喜びを感じました。製造に関しては、月初に計画したその月と日々の予定がしっかり遂行されて、月末の実績で予定達成できた時です。その際には一緒に仕事したすべての従業員と予定達成を喜び合うとともに、次月もまた頑張ろうねと誓い合ったことはとてもいい経験となっています。

3. これまでの仕事で最も印象に残っている「挑戦」は何ですか?内容や結果も含めて教えてください

中国で2年間担当した製造マネージャーの業務です。社会人となってからは一貫して生産技術を担当してきましたが、工場の運営も含めた、製造部門のマネージャーの業務は初めてでした。また赴任地も中国ということで、言葉や文化、風習も全く異なる地での業務でした。正直不安ばかりでしたが「考えても仕方がない、前に進むだけだと」考え、中国人スタッフともコミュニケーションを取りながら、一つ一つ問題や課題を共有し、解決していきました。その結果、棲む世界が変わるほどの変化が起こり、人も会社も大きく成長・発展することができたと思います。この経験は、熊本工場での業務においても必ずや役立つものである信じ、頑張りたいと思います。

4. これから仕事で新たに挑戦したいことについて教えてください

当社の中で熊本工場が、働き甲斐があり、生産も採算も一番の工場だねと言われる工場にしたいと考えています。そのためには今まで積み重ねてきた技術や伝統など守るべきものは守りつつ、変えなければならないところはしっかり変えて、従業員全員がベクトルを合わせて目的・目標に向かう必要があると考えます。また人材育成にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。会社の発展と人材の成長は、車の両輪のような関係で会社の発展が人を成長させ、人が成長すれば会社もさらに大きく発展できると思いますので、人材育成にはしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

5. 働く環境として、フジデノロのどこに魅力を感じているのか教えてください

グローバル化が急速に進んでいる現在とこれからを生き抜いていくためには、スピード感のある判断や柔軟な発想や考え方がとても重要になると考えています。判断が遅いがために商機を逸してしまうことや、発想が凝り固まっているために起こる弊害は、勝ち残っていくためは百害あって一利なしといっても過言ではないでしょうか。正確な判断をスピード感と柔軟な発想で実践していくことが今後さらに重要になると考えています。

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