K.M.
Denolian
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K.M.

2016年入社 工業高校機械科卒
製造2課 1グループ 1チーム リーダー

名古屋工業高等学校機械科卒。株式会社前田鉄工所に入社 ホンダ、アイシン精機の自動車トランスミッション部品をNC旋盤を使用しブランク加工に携わりリーダーを経験。その後、学生のころからの夢をあきらめきれず自動車整備のほうへ転職、3年勤務したが廃業することとなり、フジデノロに入社し現在に至る。

K.M.

1. 所属部署のミッションと、ご自身が行っている仕事内容を教えてください

製造2課1グループ1チームでチームリーダーをやらせていただいております。当チームでは、半導体洗浄装置に使われる、薬液用の調整バルブなどの部品をPTFE(テフロン)を使い生産しております。フジデノロは多品種小ロットのものが多い中、当チームは比較的ロット数が多く量産ものがほとんどですが、種類がかなりあり全品番は覚えきれないほどあります。形状は類似形状がほとんどでスペックも似ていますが大小さまざまで製品に合わせて治具や刃物を工夫する必要があります。そんな中でも、安定した品質・コスト・納期を確保すべく加工方法や工程を考え、しっかりとしたつくり込みが出来るよう日々改善活動など行っております。

2. これまでの仕事で最も印象に残っている「挑戦」は何ですか?内容や結果も含めて教えてください

挑戦というと一過性のものに感じてしまうので、特別何かに挑戦したといえることはありません。私の部署は類似形状の量産物がほとんどですので、挑戦というよりも改善になります。トライアンドエラーを繰り返しながら、よりいいものが作れるような体制を作っています。現状ベストな加工も5年後には過去の物となっていることもあります。なので、強いて言えば時代に合わせて日々変化させていくことが挑戦かと思います。終わりはありません・・・。

3. これから仕事で新たに挑戦したいことについて教えてください

新たな加工方法の確立に取り組みたいです。マシニングという範囲の話ですので大それたことではありませんが、より良い品質やコスト、納期を確立できるよう、新たな工具の選定・プログラムの作成方法などの開拓をしたいと思っています。誰が作っても同じ物が出来るというのが目標です。現状に満足せず、常に新しい物を探し続けていきます。

4. 入社してから最も大きな「壁」はなんでしたか?また、それをどのように乗り越えましたか?

入社当初、「前はこのやり方でうまくいっていた」が通用せず、何度も失敗してしまい悔しい思いをしました。金属と樹脂は機械加工という分野では同じですが、材料特性が異なり過去の経験では通用しない部分がありました。そんなとき上司から「過去の経験にとらわれすぎとる」といわれ、ようやく金属と樹脂の違いや、そもそも会社が違うこと、業界が違うことに気づかされました。過去の経験は経験としてしまいこみ、樹脂と向き合って特性をよく観察することで乗り越えることができました。

5. フジデノロはどんな社風だと感じています?

新しいことに積極的に取り込み、急成長している会社だと思います。福島工場が立ち上がったり新しい事業所が出来たりととにかく急激な変化をしているように感じています。まだまだ古い習慣や気合や根性論といったものもありますが、確実に変わってきている、変化を望んでいる会社だと思います。

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