M.S.
第一事業部 製造部 部長代理
工業高校卒。1社目は自動車部品メーカーの品質保証部試験課にて、製品の強度試験、耐久試験、衝突試験などを担当。 2社目は派遣社員として住友電装株式会社で勤務し、自動車用ECUのソフトウェア設計およびプログラミング。3社目はソニーイーエムシーエス株式会社でデジタルカメラやビデオカメラの高周波設計(波形シミュレーション・電磁界シミュレーション・EMC設計)を行うなど幅広い経験を得てフジデノロに入社。製造マネージャーとして活躍する。
1. 仕事の中で、一番やりがいを感じることを教えてください
新規業務に関わる仕事に携わることが多く、特にここ数年は急速な業務拡大に伴う新規立上げが絶え間なく続いています。新規立上げは、人材の確保からスペースの創出、設備発注および導入、インフラの整備、業務フローの確立など多くの事項を同時に進める必要があります。苦労は多いですが、生産が立ち上り安定して運用されている状態を見ることができたときに達成感を感じます。
2. これまでの仕事で最も印象に残っている「挑戦」は何ですか?内容や結果も含めて教えてください
福島への工場進出に伴い工場長として赴任。工場の立上げは初の経験であり、自身がどこまでやれるのか全く未知数の状態で臨みましたが、社内関係各部署、協力企業各社、県や市などから多くのサポートをいただき形にすることができました。本社からの応援メンバー、現地採用のメンバーらとともに高いモチベーションで立上げに臨むことができたことは大きな財産になったと思います。
3. これから仕事で新たに挑戦したいことについて教えてください
もともと根っからの技術屋で、過去に組み込み系ソフトウェア開発や電磁気学を応用した高周波回路の分析などを生業としていた時期もありました。いつかどこかのタイミングで技術にどっぷりはまる機会があればと思っていますが、まずは現在の課題をしっかりと解決していきたいです。第一事業部は年間で数万種類におよぶ品目を加工・出荷していますが、これらのほとんどが人手に頼ったプロセスで生産されています。このような超多品種小ロットの製品群を如何に効率よく生産するかが今後を占う重要な事案であるため、ここに注力していきたいです。
4. フジデノロはどんな社風だと感じています?
まず言えるのは、非常に勢いのある会社ということ。さまざまなカテゴリーに分かれているため文化はさまざまですが、第一事業部に限定すれば、強い個性のぶつかり合いで前進する職場と言えるかもしれません。また生業上、人に仕事が付くことが多く、その人でなければできない、といった職人技的な要素も多く含んでいると思います。