YASU
事業開発本部 商品企画室 部長代理
金沢美術工芸大学 美術工芸学部 工業デザイン専攻。ボディメーカーにてクーペ、セダンのエクステリアデザイン。カーメーカーにてライフスタイルの研究。デザイン事務所にてモデム等のデザイン開発に従事しフジデノロに入社。当社では『デノロブランドを発現するプロダクト・デザインの実現』を主なミッションとする。
1. フジデノロに入社した理由について教えてください
私が入社したのは、まだ “富士プラスチック”という前社名時で、自社商品、自社ブランドの創出をこれからやっていこうというタイミングでした。そのため、狭義のデザインではなく、既存ビジネスから新たな事業の創出などに関わることの可能性を感じ、広義の意味でデザインを行うチャンスと魅力を感じたことが入社の決め手となりました。
2. 所属部署のミッションと、ご自身が行っている仕事内容を教えてください
商品企画室では、『デノロブランドを発現するプロダクト・デザインの実現』を主なミッションとし、目指すべきブランドターゲットの設定やブランド戦略策定をはじめとする、トータルにデザインディレクションの主査・監修を行うことを念頭に業務にあたっています。これにより、多くの方々にデノロブランド発現に繋げ、知っていただき、使っていただき、喜んでいただけることに貢献できるよう日々邁進しています。
3. 「この仕事をやっていてよかった」と思う瞬間はどんなときですか。その理由もお答えください
商品企画では、企画開発からお客様の手に渡るまでの全てのプロセスに関わるため、クリエイティブな視点をはじめ、ものづくり、生産、発売、PRなど、多岐に渡り「多様な喜びを感じる」ことができると思います。開発のプロセスにおいては、アイデアの具体化時をはじめ、試作、検証など形が見え始めるプロセス、デザインや設計における量産に向けた作り込みや生産時の具現化された製品を手に取った時に大きな喜びがあります。また、製品完成後のパッケージデザインや広告を用いたお客様とのコミュニケーション創出などもやりがいのある仕事のひとつです。
4. これまでの仕事で最も印象に残っている「挑戦」は何ですか?内容や結果も含めて教えてください
製品開発の仕事はいつも挑戦がありそれぞれ印象的ですが、自宅用の高濃度炭酸泉装置B-da(ビーダ)の01型モデルの商品企画から開発、販売までプロダクトマネジメントを一貫して行った仕事でしょうか。自社商品として初期であり、体勢が整っていない中、ヘルスケアの自社商品の方向性や市場ニーズ、開発、評価手法など多くの事を技術開発の少数の関係者と夜遅くまで頭を突き合わせ、模索をしながら実現したことは、挑戦をし続ける現在の開発マインドに少なからず繋がっているかと思います。
5. 働く環境として、フジデノロのどこに魅力を感じているのか教えてください
自部署の仕事において、幅広く関われたり挑戦の機会があるだけでなく、フジデノロには、精度の高い加工技術で信頼を得てきた事業部から商業分野、医療・ヘルスケア分野など幅広い事業部やグループ会社があります。それぞれ横断しながら業務や交流を行う機会もあり、仕事をしながら知識や経験、考え方が広がっていく刺激的な環境が魅力的だと思っています。